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「SPEC 未詳事件特別対策係事件簿」に見る笑いのセンスの違い

先日、『SPEC ~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』っていうドラマの特別編「翔」を観たんだけど…思わず笑っちゃうくらいにつまらなくてびっくりした。テレビドラマとして人気を博した作品の特別版らしく、「SPEC(スペック)」と呼ばれる超能力者によって引き起こされる事件を主人公たちが所属する「未詳事件特別対策係」が捜査するっていう筋書き。筒井康隆の「七瀬ふたたび」ぽいのを期待してみてみたんだけど…、主人公の女刑事の漫画みたいなセリフ回しや、唐突感たっぷりなギャグやパロディーのオンパレードで、物語に集中できない。なんだこれは、前衛芸術か?SPECを駆使しての戦いの場面は面白いんだけどね。

で、これだけつまらない作品だからさぞかしネット掲示板とかでは酷評されてるんだろうなぁ、と意地悪く調べてみると…。・・・すげー大好評なのね。テレビ視聴率は振るわなかったようだけど、DVDの売上とかは結構スゴイらしい。つまり特定のファンががっちりついている作品のよう。ネット上の大好評を見て信じられない思いを抱きつつ、この作品が映画化までされるという事実から認めざるをえないわけです。自分のセンスはもう古いんだってことを。

いやね、猫侍はSPEC作中における主人公のコントのような大げさなリアクションとセリフ回し、支離滅裂な言葉づかい、唐突な熊本言葉「~食いなっせ」、シュールな「餃子ロボット」、霊界から召喚された死者との儀式「テクマクマヤコン…」、瞬間移動のポーズが「嗚呼!花の応援団の青田赤道のクェ!のポーズ」、「ブブゼラを吹くと対象物を瞬間移動できる」とかのギャグやら独特な言い回しやら設定やらは、物語の本筋(未詳事件特別対策係がSPECにどう対抗していくか、本当の犯人は誰か)を追いたい側としてはもんのすごく邪魔なのよ。ストーリーものなのかギャグものなのかはっきりしてくれ、とか。演出は過剰なのにそれに対する周りのリアクションがなさすぎだろう、とか。脱力した演出がせっかくのいいセリフを台無しにしてないか、とかとか、言い出したらきりがない。

「踊る大捜査線」や「TRICK」、「古畑任三郎」、古くは「あぶない刑事」なんかのやり取りに盛り込まれていたパロディーやギャグは理解できるし、登場人物たちの掛け合いの面白さも理解できたんだけど、SPECのそれは、なんか私の「面白い」という感覚とは異質。「おつかれ3月はじめて4月、すっかり疲れて5月病」って、主人公がアジトに帰ってきた時にいったセリフなんだけど、言葉遊びとしてもあんまり面白くない上に、「え?この場面でこのセリフ必要?」と一瞬考えてしまい、主人公のそんな台詞にもノーリアクションのキャラクターたちに混乱してしまう。え、ツッコミとか入れないの?的な。

でも、Twitterや掲示板なんかを覗いてみるとSPECを楽しんでみている人は、そういうシュールさが面白いらしい。主人公が突拍子も無いセリフを言う。周りは無反応。そのまま話は何事もなかったかのように進む。というボケもツッコミもないセリフ回しがツボに入るらしい。そ、それって面白いのか…?

このあたりのことをそれっぽく分析しようと思えばいくらでもできる。例えば、『他人の発言にツッコミを入れるというのはごく親しい間柄に許された行為であるので、SNSなど広く浅く付き合う現代の若者にとってはハードルが高い行為である。故に他人がボケてもあえてスルーするという行為は極めて自然であり、その空気感を知っているもの同士の共通感覚がSPECにおける人気の秘密である』とかなんとか。まあ、10秒で考えた適当な話なんスけどね。

でも、分析はとりあえず抜きにして、私はSPECに当代若者文化の一片をみた気がする。というかはじめにも書いたけど、もうすぐ40歳にもなろうとしている自分と、10代、20代の若者との間には共通理解に必要な知識の違いがあるのは当然だし、感覚(センス)が違うのも当然なわけで。で、そんな【世代間の感覚の違い】は、そのうち自分にも起こるとは思っていた。事実、「性的な倫理観」「金銭感覚」「仕事に対する思い」「友人との関係」なんかにおいては、【隔絶】といってもいいほどの全く異なる感覚を持った若者たちと仕事がら接することもあり理解はしていたのよ。理解はしていたつもりだったのよ。そりゃ共感はできないとしてもね。

でも、「笑い」に関しては、多少のセンスの違いがあっても理解はできるって思っていた。例えば、50年以上前のチャップリンや、遠く英国のミスタービーンの映画を見ても面白いとは思わないけど、「あ、革靴を食べるというのが面白いんだな!」とか「ビーンの顔芸がツボなんだな!」とか理解できる。歌や笑いというのは万国共通だともいうしね。でも、SPECを見てTwitter眺めながら、「え?そこが笑いところだったの…?」ってビックリすることがいくつか…。これは結構ショックだったなぁ。
もちろん、SPECを絶賛する人のセンスがないわけじゃないし、SPECを「なんだこりゃ?」と理解できない自分のセンスがないってわけでもない(と信じたい!)。どちらのセンスが上とか下とかじゃなくて、本当に単純にセンスが違うだけ。別の言い方をすれば「ツボ」が違うだけなんだろう。おそらく、育ってきた環境や文化、お笑いに対する“お約束”など、いろんな要素が違ってきているんだと思う。例えるなら「上方」と「江戸」のお笑い文化の違いみたいな。(この【隔絶】とまで言える違いが生まれた背景は興味深いけど…)

正直、ポンコツ化していく自分自身のセンスに戸惑いや寂しさはあるけど、自分とは違う笑いの法則を発見し、友人たちと新しい笑いを共有できる若い人達を羨ましく思いつつ、新時代のお笑い表現に期待したいと思いました。文字通り、笑いは進化しているのかもね~。



追伸:などと綺麗にまとめたつもりだったのだけど、先ほど20代中頃の男性と話をしていて、嫌な汗をかいた。
「この前、すごく面白いことがあったんスよ!」「ほぉーどんな?」「友だちの話なんですけどね、友だちの友だちが駅に自転車で行ったとき路上に自転車を止めたんですって!」「ふむふむ」「そしたら、10分くらいして帰ってきたら自転車盗まれてたんですよ!」「ふむふむ」「(笑)」「…え?(汗)」
自転車を盗まれてからの続きを期待していた猫侍は、真顔で「え?」と聞き返してしまった。んで、そんな私を横目に、20代中頃の別の男性も「えー、マジで?!それウケる!!」といって二人で笑うわけです。・・・をいをいをい!?ま、マジか!?お前ら、俺を担ごうっていうんじゃなかろうな!?
サァーーと血の気が引いたんだけど、どうやら20代中頃の二人には大ウケの話らしい…。えっと、自転車のサドルがカリフラワーに変わっていたとか、サドルがナイフで切り裂かれていて中のスポンジからカイワレダイコンが芽を出していた、とかじゃなくて?え、え?マジで自転車が盗まれたってことが“ツボ”なの???・・・いや、なんというか、「センスが違う」とかいう話じゃない気がしてきたよ…。い、いや、やっぱり俺のセンスがポンコツなのか…? 俺、もしかしたらウツ病とかで他人の話がよく分からない状態なんじゃないか…? 俺が女の子にモテナイ理由はこのセンスがわからないからか…? 笑い話を聞いて、背筋が寒くなったのは初めての経験でした…。

追記:SPECの記事は大変注目度が高いです。コメントを書き込まれる方はぜひ過去のコメントもご覧くださいね!
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笑いのセンス?

「友達の友達の自転車が盗まれた」が面白い話としてウケる、
というのは、その友達の友達に対する悪意にしか見えないんですが。
おそらくその人たちにはその自覚はないのでしょうが。
センスの違いというより、人として歪んでる感じがします。

そう言えば、ネット上の諸々を見ていると、
面白がって悪口を言いふらしてたり拡散してたり、
自覚せずに悪意をまき散らしてる人が最近は多いと思います。

Re: 笑いのセンス?

ぴぽさん、レスポンスありがとうございます!
いやー、「友達の友達の自転車が盗まれた」話、これ本当に当人たちにとっては悪意のない“笑い話”なんですよ。私は、“自覚のない悪意”という可能性は露ほどにも考えていなかったのでぴぽさんのご指摘は、『なるほど、そういう考え方もあるのか!』と膝を打ったくらいでした。でも、この話をしてくれた当人の口調からも自転車を盗んだ犯人に対する憤りも感じましたし、事実、彼も警察への盗難届を友人にすすめていたりもします。なので「自転車を盗まれた」という事実に、私たちが理解できない“面白味”があったとしか思えないんです。それが文中にも書きました「センスの違い」なんだと思います。
憶測でいうなら、自転車を盗まれるというアクシデントに巻き込まれたことが彼らの感じた“面白味”だったのかもしれませんし、自転車盗難は誰でも一度は体験する失敗談であり、その共通体験が“面白味”の正体なのかもしれません。
この自転車盗難の話をしてくれた子もその話を笑った子も、不正を憎み、友人を大切にし、弱者に手を差し伸べる極々普通の20代の男性です。それこそ三日に一度は、『みんな死んじゃえばいいのに』、とつぶやく私などに比べてもまともな人間なんです(笑)。
だからこそ、私は「センスの違い」に愕然としたわけです。「マダガスカルが頑張ってくれているので、マダタスカル」などとドヤ顔で書いている場合じゃない!(笑)。
話は変わり…、
私は文章を書くことが生存証明でもあるので、表現の自由を重視しています。なのでネットの匿名性に賛成です。悪意も善意もドロドロと併せ持つネットは、私が大好きで大嫌いな人間の内面そのもののようで興味深いです。ただ、個人情報の悪意ある流出はネット上だけじゃなく、リアルへの影響も大きいので「犯罪」として取り締まれる法整備が早急に必要だと思います。
あと、ネットに悪意を垂れ流す人間はまったく擁護できないのですが、その悪意を素直に受け取ってしまう人が多いことが気になります。悪意はスルーしてしまえばいいと思うのですが…。

No title

すごい分析ですね。
私はSPECファンの20代ですが、SPECは万人受けするドラマではなさそうだと思います。
ただ同僚の40代女性がめちゃくちゃおもしろいと言っていたし、はまる人には年齢関係なくはまるんでしょうね。

自転車の話もたぶん私がその場にいたら笑うと思います。

私も年上の人と話していて
「打ちどころが悪いと死ぬ人もいるんですよーwww」
と笑いながら言ったら
「え?なんでそこで笑ってんのよ?」とポカーンとされた経験が・・・

自分でも確かに笑うところじゃないよなーと思いつつ、後から考えるとなんか深刻な空気になるのが怖いのかなと思いました。

笑いの「共通感覚(体験)」について

サコさん、お返事ありがとうございます!
“笑いどころ”というのは、本当に人それぞれですね。4月15日のぴぽさんのコメントへの返事にも書きましたが、笑いの基本は同じ体験をしたもの同士の「共通感覚(体験)」ではないかと思います。いわゆる「あるあるある~♪」ってヤツですね。「電気のヒモでシャドーボクシング」と言えば、私の世代の男性はみんな「あるあるある~!」と口を揃えますが、部屋の明かりを壁のスイッチでしか操作したことがない人や女性の中には分からない人も多いでしょう。で、この共通感覚は世代や地域によって大きく変わっていると。

あと私がSPECを見て思ったのは、SPECを楽しんでいる人はシュールな笑いに対して許容範囲が広いのかもと感じました。汚いたとえですが…

▼レベル1
「カレー食ってる時にウンコ話するなよ!」←ウンコとカレーの類似性を指摘するもっとも古い笑い。

▼レベル2
「ウンコ食ってる時にカレーの話するなよ!」←ウンコとカレーの立場を逆転、ボケることによる笑い。

▼レベル3
「ウンコ食ってる時にウンコの話するなよ!」←ウンコを食うヤツに下品な話をするな!と言われるシュールさからくる笑い。

▼レベル4
「カレー食ってる時にカレーの話しするなよ!」←シュールさが一周してもはや何を言っているのか分からないという笑い。

上記の例で言うと、私はレベル3までの笑いは分かりますが、レベル4になると???となります。逆に若い世代ではレベル1の笑いどころが分からないという人がいても不思議じゃないですよね。

で、このレベル4の笑いがわかる人はシュールさに対する許容範囲が広い代わりに、笑いの基本である「共通感覚」が狭い気がするのです(もちろん、両方の共通感覚が理解出来る人も多いです)。分かりやすく言うとレベル3までの共通感覚は、世代や地域、マス媒体を共有する広い範囲での共通感覚だったわけですが、レベル4の共通感覚は、もっと狭くて自分とその仲間だけがわかる共通感覚ではないかと。いわゆる内輪ネタの空気がSPECのギャグの一部にあるんじゃないかな、と思った次第です。もっともその内輪ネタのギャグが満載のSPECが、本当の意味で内輪にいないはずの多くの視聴者にも受ける理由は、正直、よくわからないのですが…。SPECのシナリオや演出家が所属する“内輪”とは別の視聴者“内輪”が、実際の接点はなくとも同じような経験をしているから、なのかなぁと想像するばかりです。

>私も年上の人と話していて
>「打ちどころが悪いと死ぬ人もいるんですよーwww」
>と笑いながら言ったら
>「え?なんでそこで笑ってんのよ?」とポカーンとされた経験が・・・


どのような状況下でのお話か分からないのですが、もしかしたら上司の方は「不謹慎」と思われたのかもしれませんね。特に「死」や「差別」に関する冗談に反応する年配者は多いですよね。私は不謹慎ネタが大好きなのでよく怒られます(笑)。子供の頃、「冗談はいう相手を選びなさい」とよく親や先生に言われたのですが、ようやく最近、そのことを理解したところです(笑)。これからは、テレビが廃れ、国民みんなが知る「共通感覚」が少なくなってくることが予想されます。笑いはもっと細分化されるのでしょうね。寂しくもあり、楽しみでもあります。

分析すらも合ってない...笑 ドラマから見ればどうして当麻の言葉をスルーしるのか分かるハズですし、自転車が盗まれる話が面白くないのは年齢関係なく、その方たちの話の仕方が面白くないですよね?

眉毛いぬさん、レスポンスありがとうございます!
やはりドラマから見ないと、あの主役二人の関係性から現れる空気感はわからないんでしょうね。私は、「七瀬ふたたび」ぽいのを期待して、“翔”から見てしまった一見さんだったので。
SPECは映画化されるくらい支持されている人気ドラマ。いずれテレビで再放送されるでしょうから、その時は二人の関係性にも注目してみてみたいと思います。

>自転車が盗まれる話が面白くないのは年齢関係なく、
>その方たちの話の仕方が面白くないですよね?

そうかもしれませんね。落語なども同じ演目でも噺家の話し方で面白さが変わりますからね。自転車の話は私の勘違いの可能性もありますが、最近のテレビを見ると40歳近いオッサンと20代の若者の笑いはやはり違うなぁ、とは思います。
どちらの笑いが上だとか下だとかの話ではなく、それは生きてきた時代や環境などの違いが生み出す“変化”に過ぎないと思います。そしてその変化はどの時代にも起きてきた普遍的な現象なんだろうな、と。ただ、自分がオッサンになり、その変化の只中に置かれていることを自覚し、自分が新しい表現方法を楽しめないことを少しばかり寂しく思います。

No title

どうもはじめまして

SPECのファンとして思ったことを書いてみます

「おつかれ3月はじめて4月、すっかり疲れて5月病」がおもしろくないという指摘

テレビシリーズを見ていないと意味がわからないのは当然かもしれません。

これは、台詞が面白いっていう面白さではないのです。

こんなつまらないことを言うイタイ主人公と、周りの冷ややかな対応が面白いと思うのです。

主人公はとってもKYという設定なのです。

平気で「どんだけー」とか言ってしまうのです。

SPECはいきなりスペシャルドラマを見ても面白さはわからないですね。

テレビシリーズでどうしてなんだ?という疑問に対する解が得られてなるほど!って思えないですから。
それで損をしてますね。

自分のセンスを疑う前にぜひテレビシリーズを全部ご覧いただきたく思います。

そうしてみたら現在の印象がまるで違うかもしれません。

通りすがりのさん、コメントありがとうございます!
SPECについては、他の方のコメントでも連続ドラマの中の人間関係を理解しないとセリフの一つひとつの深い意味がわからないとのご指摘をいただいています。やはり、私が「七瀬ふたたび」的な超能力バトルを期待して、パッと見で見てしまったのがいまいち楽しめなかった原因ですね。

主人公の当麻さんがKYという設定は面白いですね。なるほど、だから周りの人たちの反応が妙に冷ややかだったのですね。他の方のコメントに対する返事でも書きましたが、SPECはなかなか奥深い面白そうな物語のようですので、いずれTVシリーズを通して見てみたいと思います。その時には当麻さんと瀬文さんの関係性に特に注目したいと思います。余談ですが瀬文さん役の加瀬亮さんは個性的でとても不思議な感じのする役者さんですね。何気に注目しています。

それにしてもSPEC人気はすごいですね。4月にブログに書いて2ヶ月経ったもコンスタントにコメントが書き込まれています。SPECを創った方たちもここまでファンに愛されて、制作者冥利に尽きるのではないでしょうか。私もクリエイターの端くれとして、新しいことにチャレンジするSPECのスタッフに敬意を評しつつ、正直、羨ましくも思います。作品を見てくれた“誰か”の心に“何か”を残すことができるというのは、本当に素晴らしいことですから。

No title

SPECファンです。
SPECはそういうところがいいのですよ^^
堤監督のは微妙かもしれませんが、SPECだけはいい作品だと私は思います

Re: No title

( M∀A)さん、コメントありがとうございます!
面白い顔文字ですね(笑)
SPECの記事は掲載してからすでに半年が経っているのですが、コンスタントにコメントを頂いております。それだけSPECという作品が人を惹きつける作品であるということなんですね。過去の他のコメントを読んでいただけるとわかるのですが熱心なファンに支えられていて、堤監督も制作者冥利につきるでしょうね。
SPECは「特別編」だけしか見ていないので、今も再放送を待っています。瀬文さん役の加瀬亮さんが最近いない感じの役者さんなので注目しているのですが、中々お目にかかれない…。10月に北野武監督の「アウトレイジ ビヨンド」に出演されているとのことなので、楽しみにしています。

No title

はじめまして、SPECドラマのみのファンです。30才です。

ドラマ・翔天どれもクソ以下レベルの笑いだと思います。
一度も口角上がらなかったです。

でも映像作品って「つまらんけどギャグなんだ」と伝わるだけで
儲けものだと思うんですよね。

そうなるとちょっとした強引なトリガーもギャグ色を伴わせれば
矛盾点から目を背けることができると感じます。
滑る必要がある、という意味ではないですよw

SPECみたいに人が死んだり理詰めの作風はダレ場も余計に必要だと思いますし、
その点でもギャグは息抜きとしても効果的なのかな、と思います。
戸田恵梨香・竜雷太は完全に滑りキャラ設定だと思うんですけど、他の人のギャグは不要でしたね。

ドラマ版は「滑りキャラなんだな」という設定と捉えれば
基本的に鑑賞に支障のない作品でした。翔天は侵食し過ぎて話になってなかったですけど。


自転車の話は理解不能と言いたいところですけど、
ツッコミ一つで話がネストして急に面白くもなったりしますよね。
"「面白い話があると言われてこんなツマラナイ話を聞かされた」というお話"をされたら
災難でしたね、と笑っちゃいますよw
実際、この記事読ませて頂いて、カイワレダイコンまでのツッコミを含めて共通感覚で笑いました。

私はよく、つまらない会話やつらい経験した時は、
他の人への笑い話のネタにしよう、と気持ちを切り替えますね 汗

ただその場は2人も波長が違う人がいるから絶対的にキツそうですけど…

最後に、ドラマ版はfunnyではないですが、interestだと思います。
ドラマを完走したのは7年ぶりくらいでした。

No title

書き忘れました 汗
加瀬さんお好きなんですか。私も大好きです。
アウトレイジビヨンドもいい味出してましたしね、ライク・サムワン・イン・ラヴも良かったです。
ガス・ヴァン・サント作品に出たりとか、かなり稀有な立ち位置ですよね。

妊婦は二人前をペロリと平らげる。

カイワレさん、コメントありがとうございます!カイワレさんのSPECの分析、面白いです!

>ドラマ版は「滑りキャラなんだな」という設定と捉えれば
>基本的に鑑賞に支障のない作品でした。翔天は侵食し過ぎて話に
>なってなかったですけど。


“滑りキャラ”!! な、なるほど、そういう見方が!確かに物語では緩急が重要で、その“緩”の部分をギャグで埋めるというのは理にかなっています。

6月16日に「通りすがりの」さんという方からもコメントをいただいていて、通りすがりのさんは以下のように書かれていました。
---------
# 2012-06-16(00:25) :
# 通りすがりの
(略)
>これは、台詞が面白いっていう面白さではないのです。

>こんなつまらないことを言うイタイ主人公と、
>周りの冷ややかな対応が面白いと思うのです。

>主人公はとってもKYという設定なのです。
(略)
---------

通りすがりのさんやカイワレさんのおっしゃるように、主人公たちのギャグは、制作者が「笑って欲しい」と考えて挿入したギャグではなく、主人公たちのキャラクターに、空気が読めないキャラ、滑りキャラとしての性格付けをするために必要だったと考えれば、なるほど辻褄があいます。

「おつかれ3月はじめて4月、すっかり疲れて5月病」というギャグ(言葉遊び?)に「え?ナニコレ…?」と画面を見ながら固まってしまった自分は、特別版のみを視聴して、戸田さんらのキャラを理解していなかったからだと今さらながら合点がいきました。

ともあれ、SPECは人を引きつける作品であることには違いないようですので、再放送を楽しみに待っているところです。個人的に超能力ものって好きなんですよー。

自転車の話は、極端な話ではありますが、私もカイワレさん同様、その共通感覚の違いを楽しむようにしています。

例えば、以前、友人に女性を紹介すると言われて、喜び勇んで出かけていったところ、3人の妙齢の女性がっっ!?うっっひょー!と小躍りして席についたら、実は3人とも妊婦さんで、「お腹の子が食欲旺盛で…」と中華料理6人分平らげていった、という出来事がありました。当時は実にガッカリな出来事でしたが、今ではよいネタになっています。つまりこういうことですね!?(>ちょっと違う!)。

と、冗談はさておき、ギャグはもちろん、「感じ方」は、生まれや育ち、年齢によって変わってきて当然のことです。ギャグに関して言えば、このギャグを笑えたから“上”、笑えなかったから“下”、というものでもないですよね。「共感はできないけど、(キミがそれを良いものだと感じていることは)理解はする」という他人の価値観を認めつつ、彼らが感じている“魅力”を、共通感覚を持たない自分が自分なりに分析するのは、色々と発見があって楽しいものです。SPECのブログ記事では、そのことを改めて思いました。

それにしてもSPECは、本当に人気のある作品なんですね。過去のコメントをご覧頂ければわかるように、私のブログではダントツのコメント数です(笑)。もっとも私のブログは3割下ネタ、3割政治ネタ、3割日記&雑学ネタ、1割ポエムなのでコメントしようにも困ってしまうネタばかりなんですが(笑)。

ネコ好きのコピーライターが好き勝手に書いているブログですが、また気が向いたら見てくださいね!では。

追伸:加瀬さんは、まだSPEC以外では見たことがないんです。ただ、優男ではない、妙に雰囲気を持った俳優さんのようにお見受けしたので、密かに活躍を期待しています。「アウトレイジ ビヨンド」も見たいんだけど、暴力表現がちょっと苦手で見るのを躊躇しています…。面白そうなんだけどなぁ。
「ライク・サムワン・イン・ラヴ」やガス・ヴァン・サント監督のことは知りませんでした。洋画は、SF!コメディ!アクション!ばかり見てしまうので…。それにしても加瀬さん、海外でも活躍されてたんですね。私が“加瀬さん遭遇率”が低いのは感度の違いなのか!?

長文レスありがとうございます

すみません、長いコメントしてしまって…。熱くなるととまらなくなるもので…

中華料理キッツイですね、3人ともってのが凄い確率w

>過去のコメントをご覧頂ければわかるように、私のブログではダントツのコメント数です(笑)

こんなことを申し上げるのは変ですが、このブログにたどり着いたのは
「SPEC 翔 つまらない」ってググったんですよね 汗
私は「ドラマ万歳、SP・劇場ふざけんな」な評価なので、
翔の評価が意外に高くて似た評価の人を見つけようとイライラして検索しまくってました…。

>ネコ好きのコピーライターが好き勝手に書いているブログですが、また気が向いたら見てくださいね!では。

ありがとう!

No title

あなたは堤監督のTRICKも嫌いですか?

TRICKについて

名無しさん、コメントありがとうございます!

それにしても「SPEC」の記事に対する反応の多さはスゴイですね。書いたのは1年以上前なのにいまだにコンスタントにレスポンスがあります。過去のレスポンスをご覧頂ければわかるように、多くの人に愛されている作品なんですね。

>あなたは堤監督のTRICKも嫌いですか?

さて、まずは記事を御覧いただいて少し誤解があるようですのでフォローさせてください。私は「SPEC」が「嫌い」じゃないですよ。ただ理解ができなかったんです…。

コメントにあった「TRICK」は、記事本文にもありますが、劇場版(テレビSP?)だけですがいくつか見ています。山田さんと上田さんの掛け合いや、パロディは私の理解の範疇にあって楽しく視聴できました。

「SPEC」は、…ギャグやパロディのセンスが私の理解の範疇を超えていたため正直、楽しめませんでした。しかし、過去のコメント(通りすがりさんやカイワレさん)にあるように、登場人物たちの関係性やキャラクター(滑りキャラ)を理解してると楽しめるかも?というアドバイスを頂いているので、今はドラマ再放送を待っているところです。「超能力もの」というジャンルは好きなので楽しみにしています。


違和感

今ポコパンやりながらカミさんがつけてたTVを横で聞いてて、だんだん不快になってきたんで、これ何でドラマだ?と調べてたらここに来ました。
私も「spec つまらん」で、意地悪検索しちゃいましたね。

記事とコメントを読んで、自分が感じた不快さは違和感だったと気付かされ、納得。
自覚あっての不謹慎さとか、大真面目さの緊張の中にある笑いだとか、知らず知らずに先入観や勝手な期待持ってしまってた故の違和感でした。

こういう引っ掛かり作る演出も出てきたんですねー。
でも、私はレベル3で吹く人間だからか、このドラマは見続けられませんでした。
ウンコして寝ます。

Re: 違和感

レベル3さん、レスありがとうございます!
ちょうどいま、SPECの再放送が深夜にやってるんですよね。私も録画して週末にでも見てみようかと思ってます。
レベル3さんは、過去のコメント欄も御覧頂いているようなのでおわかりかと思いますが、SPECには熱烈なファンがいらっしゃいます。彼らの話を聞くとSPEC主人公には、KYだったり滑りキャラだったりの設定があるそうです。そのあたりを理解すれば物語が読めるとのことです。
わざと引っかかりのある設定で興味をそそるというのも今どきなのかもしれませんね。

>>▼レベル3
>>「ウンコ食ってる時にウンコの話するなよ!」
>>←ウンコを食うヤツに下品な話をするな!と
>>言われるシュールさからくる笑い。

>でも、私はレベル3で吹く人間だからか、
>このドラマは見続けられませんでした。
>ウンコして寝ます。

(笑)私と同じですね!でも、笑いのセンスというのは誰が正しいというものではないので、私もわからないなりにまったりと見たいと思います。奥様と笑いのセンスで喧嘩なんてしないでくださいね(笑)

レベル3さん「お前はうんこ食ってるときにうんこの話をするような人間なのか!?」
奥様「???」


こうなったら下手なコントよりも面白すぎるので(笑)

「猫とトマトと哲学と」では他にも色々とつまらぬことを考え、書きなぐっていますのでお暇なときにでもぜひ御覧ください。では!

そりゃあ最初からじゃなく、起承転結の承から観てもつまらないでしょう。
確かに漫画などが好きな若者のほうがウケるとは思いますが、センスどうこうの話じゃないと思います。まず観るなら初めから観たほうがいいかと…
ちなみに若い人の中にも今の若者は馬鹿ばっかだと思ってる人もいます、私の周りには何人もいますよ。

すみません話が脱線しました、台詞云々も含めてもう合わない人には全く合わないと思います。もしかしたら単純に堤監督の作品が合わないのでは?

「若者=バカ」は、悲しいですよね。

通りすがりさん、レスポンスありがとうございます!
SPECの記事には他にも多くのSPECファンの方の書き込みがあって、その返事とかぶってしまうのですが現在、SPECが再放送中です!ソニーの録画機でキーワード録画をしているので暇な週末にでも見てみます。

で、SPECの面白さはセンス云々ではないとのことですが、個人的にはやはりセンスの違いはあるのではないかなぁと思います。もちろん、記事中にも書いてありますがセンスの有り無しが良し悪しではないですよ?

あと、『若い人=バカ』というのはあまりにも悲しいですよね。私は若い人の多い職場に勤めていますが彼らの考えや行動にいい意味で驚かされることもしばしばです。もちろん、非常識な言動にも驚かされることもありますが、それは自分がかつて通ってきた道なので、それはそれで『バカだなぁ』とはこの年になるとあまり思わなくなりました。むしろ自分が若い時に比べていまの若者は思慮深い子が多く、個人的にはもっとはっちゃけて欲しいくらいですが…。
若いときは根拠のない自信にあふれ、他人がバカに見えてしまうこともしばしばありますが、ある程度年をとると清濁併せ呑むことの大切さや、バカバカしい言動の中にキラリと光るアイデアなどに気付かされます。若さというのは恐れを知らない故に突破力が強く、正直、羨ましくも思います。

堤監督の作品は、あまり見ていませんが「TRICK」は好きですよ。山田さんと上田さんの掛け合いの妙やストーリーと笑いの緩急がわかりやすいので。

「猫とトマトと哲学と」では他にも色々とつまらぬことを考え、書きなぐっていますのでお暇なときにでもぜひ御覧ください。では!

スペックに使うギャグみたいなのは、古い。
おっさんおばはんの方が理解できるのでは?が、現代人が憧れるであろう人と人との空間をうまく表現できている。だから、人気が出ているのだと思う。人をスルーできなく、何でも突っ込みたがるでしょ?つながり断たれるのが怖いから。スキあらばひとりごとにまで介入してきたり。あたしは、どちらかというと当麻タイプで気にせず生きるから、必死で会話についてこようとしてくるのがね。。
ああ、いまってこうなんだなーって。思ったわけです。

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Re: タイトルなし


名無しさん、レスありがとうございます!返事が遅くなり申し訳ない。

若い人の間でもスペックのギャグが寒いと言われる方がいるのは存じていましたが、そういう方が私のブログに書き込まれるのは珍しいです。大概はスペックファンの方が多いので。
スペック(TV版)を一度通しで見たくて、去年の年末の再放送を録画したのですがなぜか第一話と第二話が録れてない…。(今度、ツタヤで借りてきます)時期を同じくして堤監督の作品、「TRICK」の劇場版をテレビで見たのですが…、正直、演出やギャグがクドいなぁと。「貧乳」「ズラ」「巨根」といった定番ギャグがこれでもか!と出てきて、もう少し他の切り口でのギャグも見たかった。私は東京人なのでよくわからないのですが、大阪の新喜劇的な定番ギャグのクドいほどの繰り返しがツボにハマる人とハマらない人の違いというのはあるのかもしれませんね。

Re: タイトルなし

らいかさん、レスありがとうございます!あと返信が遅くなり申し訳ない。ちょっと猫侍、現在、無職中でして色々とテンパってました。

さて、スペックのギャグと演出を現代人の「つながってなきゃ不安」という心理で分析されたらいかさん、すごい納得です。
ブログの本文にあるように基本的にスペックでは、主人公の当麻のツッコミはスルーされることが多いんだけど、逆にそのスルーを心地よく感じる人もいるのかな?
スペックファンの方のすべてがそうだとはもちろん思いませんが、あの隙あれば突っ込むという演出には現代人の気質が反映されている可能性はあるかもしれませんね。
私もらいかさんと同じで、人との距離は適度にある方が楽に思えるタイプです。携帯電話は年がら年中不携帯、LINEやFacebookはやらないような人間なのであのツッコミの多さには少し違和感を覚えていました。ドラマだからいいけど、実際にあんなにツッコまれたら正直めんどくさいだろうなぁと(笑)。

現在、絶賛無職中の人生考えちゃってる猫侍の独り言、お暇ならご覧くださいませ!

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ねこさむらい

Author:ねこさむらい
猫をこよなく愛する天才こぴーらいたーが、トマトを育てたり、本を読んだり、自分でもよくわからない自身を分析したりするよ! で、現在、無職になっちゃった!? 絶賛再就職活動中ですわ!!

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