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「もう!議事録はとらなっていったでしょ!なんでいまさら…」(>民主党)

民主党政府が福島原発事故に関する議事録を作成していなかったことがニュースになりました。以下、日経新聞のソース。

政府・東電統合本部も議事録なし
2012/1/26 20:56
東京電力福島第1原子力発電所の事故対応にあたった政府・東電統合対策本部が設置当初から会議の議事録を作成していなかったことが26日、分かった。震災関連会議では、原子力災害対策本部や緊急災害対策本部でも議事録がつくられていなかったことが判明済みだ。政府は他の震災関連会議を調査し、27日にも結果を公表する。(後略)

えっと…、議事録を残さないという当時の民主党(首相:菅直人氏)の判断が「忙しかったから」とか「それどころじゃなかった」なんていう小学生並の言い訳を信じている人はいないと思います。民主党政府は、「発言の言質を取られることを恐れてあえて議事録を残さなかった」という左翼らしい非常に卑怯な理由から議事録を残さず、責任の所在をあいまいにしたのは明らかです。

この「原発事故への対処」という人類の共有財産を蔑ろにする彼らの卑劣な所業はこれから検証されていくと期待しつつ、別に気になることがあります。

それは、議事録がないことを報道した26日以降のマスコミの記事についてです。上記のこの部分に強い違和感があります。

「~会議の議事録を作成していなかったことが26日、分かった。」

「26日、分かった。」???

おいおいおい、何の冗談だよ、と猫侍はツッコミをいれました。何故なら民主党が件の議事録を取らないことは去年の3月31日の時点で話題になっていたからです。以下、当時の記事の一部です。

枝野幸男官房長官は30日の記者会見で、東京電力の清水正孝社長の入院に関して「東電が法人、組織体として役割、責任を果たすことが重要だ」と述べ、影響は限定的との見方を示した。
政府と東電が合同で設置した統合本部で清水社長が務める副本部長職の後任については「誰になるかは海江田万里経済産業相が調整している」と語った。
統合本部の議事録の公開が求められていることに関しては「統合本部は関係者間で随時、情報交換を行っている。議事録を作成しているものではない」と述べた。


これは3月31日の日経新聞社のWeb記事からの引用です(ただし、現在、当時の記事はリンクが切れていてネットで検索しても元記事にたどり着けません)

震災から3週間後にはすでに議事録がないことを当時の枝野官房長官が名言しています。そして、4月15日には、当時の復興構想会議の議長であった五百旗頭真防衛大学校長が以下のような発言をしています。

「問題起こるから…復興会議議事録匿名に」
日刊スポーツ社様(4月15日)
政府の東日本大震災「復興構想会議」議長の五百旗頭真防衛大学校長は14日の記者会見で、会議議事録について当面、発言者を明記しない「匿名」の形で公開する方針を示した。(略)

「匿名」で公開とは…。どう見ても責任逃れです。はっきり言って異常です。
ですが、この異常性は2010年の鳩山政権の頃から一部では話題になっていました。それは民主政権発足当時から閣議、閣僚懇談会、閣僚委員会、政務三役会議など重要な会議の議事録をとらないことがある不可思議な政府だという事実。

鳩山内閣、議事録残さず 政治主導の検証困難
47ニュース様 2010年1月3日
鳩山内閣が政治主導の舞台としている閣議や閣僚懇談会、閣僚委員会、政務三役会議の議事録を基本的に残さない方針を続けている。「議事録作成が前提となれば政治家同士の自由な意見交換が妨げられる」との理由だが、関係者からは「政策決定のプロセスを歴史的に検証できない」と懸念する声も出ている。(後略)
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010010301000147.html

去年の4月の時点で(鳩山政権時代を含めれば2010年1月)明らかになっていた「議事録を取らない民主党」というこの異常性を、今さらなぜマスコミは騒ぎ始めてのか。冒頭に転載したように「会議の議事録を作成していなかったことが26日、分かった。」などと「さっき知りました!」とシレっというマスコミの意図が分からないのよ。なんとも気持ち悪いこのマスコミの態度を、誰か説明してください!(>割りとマジで)

参考過去記事:
猫侍も去年の4月に「議事録をとらない民主党」に関する記事を書いています。
http://nekosamurai00.blog25.fc2.com/blog-entry-268.html
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【自殺予防】「GKB47宣言!」は、実は成功だった?

珍しくコピーライターらしい記事を紹介。長文の分析なので注意。

自殺者数が14年連続3万人を超えるなか、政府が毎年3月に行う自殺対策強化月間のキャッチフレーズが、今年度は「あなたもGKB47宣言!」に決まった。23日に開かれた内閣府の自殺対策推進会議で報告され、委員から「自殺対策としては違和感がある」と疑問の声が上がった。(以下略)

記事引用:産経新聞様 2012.1.23


えーと、実物(ポスター)を見てないけどまず、「GKB」ってのは「ゲートキーパーベーシック」のことで悩んでいる人に気づいて声をかけ、支援につなげる存在のこと。んで「47」ってのは47都道府県のこと。国民に広く取り組みが広がることをイメージしたわけですな。

んで、委員会の人たちは「AKB48にあやかろうとしたのはわかるけど、自殺対策は継続的に、地道に取り組むもの。キャッチフレーズは地味でも普遍性や本質を表すのが大事」とか、「もっとあたたかな、現状を反映した言葉のほうが良いのではないか。似たようなキャンペーンはほかにもあり、埋没する恐れもある」とか仰ってますな。

ネットでも「GKBってなんだ?ゴキブリ?ゴキブリみたいにしぶとく生きろってこと?」とか、「ゲートキーパーの意味がわからん」など評判はいまいち。

ふむー、まあ確かにその通りですわな。正直、GKB47ってのは意味分からんよなー。AKBという流行に安易に乗ろうとする姿勢も美しくはないわなー。評判が悪いのもわかる気がするなー、と。

だが、しかし! 広告屋の猫侍としては、この件、実は「わりと成功じゃね?」とも思っています。以下、このキャンペーンが成功した部分の分析ですよー。

普通、こういうキャンペーンには「達成すべき目標」ってのが掲げられているのね。この自殺防止対策の目標は究極的には「自殺者をなくす」ってことなんだろうけど、まさかポスターやらCMやらをうったくらいで自殺者がなくなるなんて非現実的なことは誰も考えてないわな。広告は魔法じゃない。
キャンペーンの目的はもう少し現実的で、「自殺者の実態を知らしめる」「ゲートキーパーの認知」「自殺を考える人の周りの人にフォローをお願いする」の3点くらいだと思うのよ。(実際のオリエンを聞いてないから想像だけど)で、この「GKB47」って微妙なキャッチフレーズのおかげでこのキャンペーンは新聞記事になったわけです。で結果、「毎年自殺者が3万人も超えている」という事実を国民は知り、「ゲートキーパー」なる用語の意味も知ることができたと。「自殺を考える人の周りの人にフォローをお願いする」というお題はクリアできてないかもしれないけど、一応、広告としての役割は果たしてるんです。

んじゃ次に過去の「自殺防止対策のキャッチフレーズ」を分析してみる。

まずは2009年のキャンペーン。(画像リンクあり)
平成21年度
「あなたの問題解決を支援するための相談窓口が全国各地にあります」

とりあえずポスターの目標は、全国にある相談窓口に認知ね。これも一応、目的は果たしてる。だけどこのポスターを見て、自殺しようかと悩んでる人のどのくらいが実際に電話したのかな? 以前もブログで自殺者の心理について書いたけど(過去記事リンク)、自殺を考える人って他人に相談とかあまり考えないと思うのよ。もちろん、「いのちの電話(リンクあり)」とか素晴らしい活動もあってそれらが実績を上げているのも事実なんだけど、基本自殺者ってのは孤独で追いつめられた存在だから死を回避するため自発的に動くってことはあまりないかと思うのです。にしてもこのデザインのポスターが貼ってあって、みんな目をとめると思う?

次に2010年のキャンペーン。(画像リンクあり)
平成22年度2
「大切な人の悩みに気づいてください。」

平成22年度01
「ひとりで悩むより、まず相談を。」

先に言うように「自殺を考える人へのアピール」ってのはそれなりに重要なんだけど、それ以上に周囲にいる人、特に家族や仕事仲間が気づいてあげることが重要だという一歩進んだ考えを元にポスターが作られてるのがわかる。ポスターも、自殺を考える人の周りの人用と自殺を考えている当人用の二種類用意されています。でも、「考える人」をモチーフにしたこのポスター、…逆に欝になりそうな暗さがありますよね…。

で、2011年、去年のキャンペーン。(画像リンクあり)
平成23年度
「つながるわ、ささえるわ」

絆の象徴である「輪(わ)」で韻を踏んだキャッチコピー。サブキャッチで「まずは、声をかけあうことから始めてみませんか」で、自殺を考えている人の周囲の人間へ啓蒙しています。去年のキャラクターが再登場してます。さすがに真面目に暗いポスターでは逆効果だと思ったのでしょう。でも、このポスターで「自殺防止」だって一目見てわかるかね? 

ちなみに、このキャンペーンとは別に、「お父さん、眠れてる?」というキャンペーンもありましたね(リンクあり)。テレビCMも結構流れていたから覚えている人も多いんじゃないかな。「自殺を考えそうな人の兆候」である「睡眠」にスポットを当てて、より具体的に自殺防止を訴えているわけです。

このように自殺防止キャンペーンは段階を踏んで進化いるのがわかります。
でも、哀しいかな、このキャンペーン、広告としてもっとも重要なことが抜けているのね。

それは「見てもらう」ってこと。

どんなに素晴らしいキャンペーンであっても、それが人の目に触れなければ、人の記憶に残らなければ、意味が無いんです。2009年や2010年、2011年のポスターを一体どのくらいの人が見て、記憶に残ってるんだろうね。2011年の「お父さん、眠れてる?」はテレビCMというお金をかけたキャンペーンのおかげでかなり認知は高まったはずだけど、それでも有名タレントが出ているわけでも面白い内容でもないので多くの人の記憶には残らなかったと思う。

つまりね、先の委員会の人が言っていた「キャッチフレーズは地味でも普遍性や本質を表すのが大事」なんてのは質実剛健が尊ばれる日本人的な発想で、広告的な手法としては間違い。広告は「見られてナンボ、記憶されてナンボ」なのよ。別の委員の「もっとあたたかな、現状を反映した言葉のほうが良いのではないか」ってのも、「あたたかな表現」ってのはそのまま「ヌルい表現」って意味でもあって、お役人や有識者様が納得するような表現は同時に誰の記憶にも残らない表現、素通りされる表現にもなりかねないわけです。

んで結論として、この「GKB47」ってのは不本意なカタチであろうと話題になったことで結果として目的を果たしている広告だと言えるんじゃないかと思った次第です。

最後に。どんなに優れた広告でも、どんなに人々に認知される広告でも、それが自殺者を思いとどまらせることなんて基本無理な話です。「自殺防止キャンペーン」なんてのは所詮、対処療法に過ぎない。当たり前な話だけど、本気で自殺者を減らしたいのなら、政府も国民も、もっとストレスのない、生きやすい世の中にするにはどうするかを考えるべきだと思います。「自殺者3万人」という話を聞いても「へー、そんなに多いの?」レベルの危機感のなさに猫侍は少し恐怖を覚えてしまいます。

だって、キミと同じ人間が、キミと同じ国に住んでる隣人が、キミにも思い当たるような悩みを抱え、キミと同じたった一つの命を、自ら絶ってるんだぜ?自殺した人間が、“本気で”死にたいと思っているわけないじゃないか。それでも自ら命を絶ってるんだぜ。怖いのに、痛いのに。その心の闇、その恐ろしさ、その不条理をもっと真剣に考えて欲しいと、猫侍は心から思うのです。

内閣府 自殺対策
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/summary/event.html

追伸:ああ、あれだ奈良のゆるキャラの「せんとくん」騒動と似てるね。キモいキャラだったせんとくんが話題になって始め大不評だったのがいつの間にかに定着して奈良の知名度を向上させたって話と似てる。

追伸:商業広告と役所のキャンペーンは違うので注意。商業広告でどんなにインパクトがあろうと、人を不快にして企業や商品イメージを壊してしまっては元も子もないからね。

追伸:今回のキャンペーンは「月間」だったけど、「自殺予防週間」ってのも別にあるので興味のある方は調べてみてください。

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【独震度】 独り震える夜に

猫侍は休日に独りカラオケや漫画喫茶に行ったりするわけですが、そのことを人に話すと少し驚かれたりします。いやいや、独りカラオケなど今や珍しくもありません。秋葉原などには独りカラオケ専門店などができるくらいにメジャーなことなのです。
猫侍は、独身者の独りでの行動に違和感を覚えるそんな社会の風潮…、それは社会の「独り遊び」への偏見のせいだと考えました。そこで正しい「独り遊びランク」を公表し、猫侍を始め、世の多くの独り遊び愛好者が「常識の範囲内」であり、「危険じゃない」ことを知ってもらうおうと考えました。
さて、この独り遊びランクは、「独震度(どくしんど)」という単位で測られます。レベルが高いほど“濃い”独り遊びとなりますが、一般的に「独震度5強」くらいまではまだまだ普通です。言うなれば“引き返せます”。
それ以上だと…まあ、たしかにちょっと、うん、色々とアレな場合も考えられますので、お近くの“誰か”に相談してくださいね。 では「2012年版 独震度」の発表です。

【独震度表 2012年版】

独震度0 独り飯、独り漫画喫茶
普通の人は感じない。うさぎがきゅーんきゅーんと鳴き出すレベル。

独震度1 独りファミレス、独りカラオケ
孤独に敏感な西野カナが震えながら「会いたい」を連呼するレベル。

独震度2 独り鍋(自宅)、独りゲーム(wii)
「あれ?俺って孤独~!(笑)」と自身のネタだと笑っていられるレベル。

独震度3 独りボーリング、独り居酒屋
「なんだよ、暇なら今度飲みに行こうぜ」と友人に誘われるレベル。

独震度4 独りキャッチボール、独りシーソー
「またまた~(笑)」冗談だと思われて逆に話が盛り上がるレベル。

独震度5弱 独り焼肉、独り鍋(外食)、独りお好み焼き
『ん?こいつひょっとして…』相手に疑念を植え付けるレベル。

独震度5強 独りプリクラ、独りビリヤード、独り猫喫茶

『あ、ヤバイ。こいつマジもんだ』相手がドン引きするレベル。

独震度6弱 独り水族館、独り花火大会、独りディズニーランド

「そ、そういえばさー」相手が話題を速攻で変えてくるレベル。

独震度6強 独り肝試し、独りキャンプファイヤー、独りアヒルボート
「な、なあお前、宗教とかやってないよな」相手が距離を取り始めるレベル。

独震度7 独りラブホ、独り結婚式

「君、いい体してるね!自衛隊に入らないか?」もはや孤独ブラックホール。負のオーラが神々しいレベル。

皆さん、正しい独身者の「独震度」を理解していただけたでしょうか?これを参考に皆さん、独身者への偏見をなくし、限りない愛を注いで上げてくださいね!! ちなみに猫侍は「独震度5強」です!!(まだ帰ってこられる!)

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【原発問題】 偽りの希望より残酷な真実を

まだ1年も経ってないのに、福島の原発事故に関する話題は日常のニュース番組からほとんど姿を消したね。

忘れ去られようとしている福島原発事故、当然現在も放射能絶賛ダダ漏れ中&命がけの復旧作業中なわけです。冷温停止“状態”になったから「収束宣言」なんていってるけど、一般人からすれば、「終息宣言」と音が同じなんですべてが終わったようにも勘違いしそう。当然、「収束」は、「第一段階の収束」のことで廃炉までは最低40年かかるともいわれてます。(それ以上だと思うけどね)

そんななか、政府は比較的高濃度の放射性残留物の中間貯蔵施設を福島県の双葉郡内に作ることを知事らに打診し、大変な反発にあってます。故郷を汚染され、生活の基盤を奪われてしまった人たちの憤りは理解できるけど、現実的な話、核廃棄物の処理施設は福島県の福一原発周辺に作るのがいいんじゃないかね?

理由は、1.放射性物質を拡散させないためには限られた場所での処理、管理が必要。→ 2.福一原発の周辺はおそらく20年どころかそれ以上の年月、人が安全に住めない土地になる。→3.日本の国土は狭く有限。ならばすでに汚染されてしまった土地を活用するのが効率的じゃなかろうかと。身も蓋もない言い方で申し訳ないのだけど。

で、長期にわたり危険な地域であると宣言した上で、地域の有効活用を検討すべきじゃないかな。まずは福一周辺住民は強制的に移住をしてもらう、もちろん費用と補償は東電持ちで。それから福島県の福一周辺を放射性物質の処理・管理区域とし処理場を整え、中間処理施設はもちろん最終処分場も建設する。同時に放射能障害の医療研究施設や放射性物質と農作物の影響を調べる研究機関、除染方法の研究施設なども集中して建設する。実地での研究開発だから進み具合も早いでしょう。さらに比較的汚染度が低い地域に法人税の引き下げなどを有した経済特区を作り企業(工場)を誘致、ロボット工学なんか集中的に支援すれば原発の事態収拾にも役立ちそう…などなど。

こんな風に福一原発周辺を「特区」として国をあげて整備していったほうが、福島県民の経済的な負担、健康への負担も少なく、生活基盤の再生にもつながるのではないかと。

猫侍の話は暴論で、福島県民にとっては残酷な話かもしれないけど、「いつかは帰れる」というような無責任な希望的観測だけで被災者をつなぎとめている今の政治家やマスコミのほうが私には残酷に思えるのよ。いま生活している成人はまだしも、子どもたちやこれから生まれる子どもはシャレにならない健康被害を被るかもしれないわけだし。

テレビや新聞では、「絆」だとか「助け合い」だとか「ふるさとの復興」とか、聞こえのいい言葉ばかりが溢れているけど、国民の多くは気づいてるんじゃない? 

『福一原発周辺は取り返しの付かない状態である』ということを。

政治家もマスコミも「福島県民の怒りと嘆きの代弁者」という立場ばかりで、「3.11後の日本全体の成長のあり方」という点で何も語ってくれていない。「被災地の痛みを共有しよう」という日本人的な姿勢は確かに美徳かもしれないけど、「その痛みは理解する。理解するが皆が生きるためにさらなる痛み(例えば故郷を捨てること)も享受して欲しい」と、誰かが言わないと、この国は「痛みを共有しよう。さあ、みんな仲良く不幸になろう」、そんな社会になりそうで猫侍はちょっと怖いのです。

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僕は青い自動車

僕は一台の自動車だ。昔大好きだったディズニーの絵本にあった「青い自動車」だ。運転手は僕自身。弾力のあるボディも太すぎるタイヤも最近めっきりと白い傷が増えてきたバンパーも僕の体の一部なんだ。

実はスピードはあまり出したくないんだ。自分のペースでゆっくりと進んでいけたらいいなって思っていたんだ。とてものんきな青い自動車なんだ。

でもある日、気づいちゃったんだ。僕は僕自身のブレーキを必要以上に踏み込んでいたことに。僕自身がほとんど道を進んでいないことに。

本能というアクセルを、そろりそろりと踏み込めば、タンクの中の想像は青い体を揺り動かし、まだ見ぬ新しい道を走れたかもしれないんだ。でも僕はそれが出来なかったんだ。新車だった頃、それが出来なかったんだ。別に事故が怖かったわけじゃない。ただ理性というブレーキを精一杯踏み込むことが正しいことだと思っていたんだ。

新型の自動車が世の中に溢れ、ポンコツの仲間入りももうすぐさ。効き過ぎたブレーキはやがてすり減って、ある日いとも簡単に壊れてしまう。ブツンと小さな音を立て、いままで溜め込んでいた想像力というエネルギーは青い体にくまなく行き渡り、存在すら忘れていたアクセルをベタ踏みすると、ブロロブロロと真っ黒な後悔がお尻のマフラーから吹き出したんだ。僕のハイオクだった想像は安っぽい妄想へと経年劣化していたんだ。

もうそんなには長く走れないかもしれない。もう新車のようにスピードは出せないかもしれない。でも青い自動車はタンクの中身が空になるまで真っ黒な排ガスと騒音をまき散らしながら新しい道を走っていくんだ。安全だとか環境だとかそんなことは全て忘れて。廃車になるまで走っていくんだ。ただ助手席に、だれもいないことを、寂しいな、と思いながら。

さあ、行こう。僕は青い、小さな自動車だから。

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【新年早々】風邪をひいた…【初発熱!】

月曜日、新年早々、風邪を引いた。

目が覚めたら無茶苦茶喉が痛い。つばきが飲み込めない。うがいをしようと洗面所に行こうとして足がもつれてしたたかに壁に頭をぶつけた。熱を図ると38.1度。ケホケホ…。

祝日だったのでおとなしく薬を飲んでベッドに横になっていたわけだけど、…まあ、アレだ、…寂しいな(笑)。自分のゼーゼーいう喉の音と、加湿器がコポコポいうのがやけに部屋に響く。うーん、体調が悪い時は特に心も弱くなっている時だからなおさらなぁ。独り身の辛さが身にしみる瞬間だわな。
と、同時に、独り身でよかったとも思うのよ。いや強がりじゃなくて。だって誰かに病気を移す心配がないんよ、独り身ってヤツは。
本当、喉は痛いわ頭は痛いわ咳は止まらないわ夜は眠れないわってこんな辛い目、他の誰にも体験してほしくはないよ。好きな人や大切な家族ならなおさらね。

でも、「自分も辛い目にあうかもしれないけど、苦しんでいるあなたを助けたい」とお互いに思えるような関係ってのが一番いい関係なんだろうなぁ…、うらやましいなぁ、今年はそういう関係を作りたいなぁ、お互いに風邪を移しあえる(笑)カノジョが欲しいなぁ、などと思いながら寝たら、熱にうなされてゾンビに襲われてゾンビに感染する夢をみた
 
一応、コレが今年の初夢なんだけど、どうなんだ、コレ?

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メメントモリ 人間の尊厳

新年早々、暗い話で申し訳ないのですが、今回は「人の死と尊厳」についてのお話です。

猫侍の祖父はすでに3年以上も養護医療施設に入院しています。祖母が他界して一人暮らしとなった祖父は、もともと好きだった酒の量を自制できなくなり、すぐにアル中になり、同時に“まだらボケ”という正常な状態と痴呆の状態が同居しはじめ、その折、部屋で転んで頭を打ち、脳梗塞を併発してしまいました。そんな祖父を、私は実家に帰る1ヶ月に1度ほどの頻度で見舞いにいきます。

何重にもカードロックがかかった出入り不自由な病棟に、専用カードを使い入ると、すぐに糞尿の臭いが鼻をつきます。思わず眉をひそめる臭いですがすぐに慣れます。人間とはよくできた生き物です。

「おーーーい!!おーーーい!!」と何度も何度も何度も叫ぶおじいさん。廊下にある机の周りを1時間以上もグルグルと周り続けるおばあさん。ベッドに横たわり濁った目をしながら一日中タオルを噛み続けるおじいさん。自分は某銀行の取締役だと在りし日の武勇伝を語るおじいさん。虚ろな目のまま天井を見上げ時折、子供の頃の歌を口ずさむおじいさん。壁に向かって罵詈雑言を叩きつけるおばあさん。猫侍を息子と思い泣きながら喜ぶおじいさん…。

そんな患者さんを横目に見ながら祖父の病室に入ると、4人部屋の奥にやせ細った祖父がこちらを見て手を振ります。
「よく来たよーよく来たよーうれしいよー」喜ぶ祖父。ギリギリ祖父は私のことを孫だと認識しています。ただし“どの”孫かは、あやしいのですが…。

そんな祖父が時折こんな話をします。
「ワシな昨日、○○さんの家に行ってな、腹いっぱい唐揚げ食べて、日本酒飲んだんだよ…うまかったなぁ…」

夢と現が混じり合った祖父は、ショボショボになった小さな目をつぶりながら幸せそうにつぶやきます。私は「よかったね~」と笑顔で応えますが胸中は複雑です。

何故なら、祖父は口からの食事を、もう3年も出来ずにいるのですから。

「胃ろう手術」というものがあります。直接お腹から胃に穴を開けて、流動食を流し込み患者の栄養状態を保つ方法です。咀嚼がうまくできない、食道に障害があるなどの場合に施される施術ですが、祖父は脳卒中を経験してから経口で食事を摂ることができなくなり、この胃ろう状態なのです。

そんな食事どころか水すらも口から摂ることができない祖父が夢にまでみる唐揚げとお酒。おそらく祖父はもう、二度と、口から食事を摂ることはできません。

かなりボケが進行した祖父は、自分の今の状況に対して多くを語れません。ただ時折、「帰りたい」とつぶやくだけで。でもその小さなつぶやきは、私の胸のモヤモヤを加速させます。

3年前、祖父がアル中だと診断された時、80歳を過ぎた老人に自制を求め、酒を取り上げたのは果たして正しかったのか。老い先短いことはわかっていたのに、好きなこともさせてあげずに「長生きがいいこと」という常識的な価値観に縛られ、本人の本当の「幸せ」を奪ってしまったのではないか。好きな酒をたっぷり飲ませて、好物の刺し身や唐揚げを腹いっぱいに食べてもらってポックリと死なせてあげたほうが祖父の意にかなった「終末の過ごし方」だったのではないのか…。

ベッドに縛られ続ける祖父の3年間を思うに、猫侍の家族は、本当に後悔するばかりです。

そんなある日、父と父自身の老後について話しました。
「父さんが脳卒中とかで寝たきりになったらどうする?」「そりゃお前、さっさと殺してくれ」

父も義父の姿を見て考えるところがあったのでしょう。間髪入れずに返ってきた答え。私も自分が二度と食事も歩くこともできない状況になったらたぶん安らかな死を望むでしょう。少なくともチューブに繋がれて無理やり生かされている状況は、私も父も望んでいません。

ことは「人の死」に直結する話ですので慎重にすべきだと思いますが、超高齢化社会を迎えている日本は、もっと真剣に「老人と尊厳ある死」の法的な指針を考えなければならないと思います。と同時に、人は自分や家族の死というものをもう少しリアルに考える練習をすべきなのかもと思いました。

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【ご挨拶】停滞よりも変化を

皆様、あけましておめでとうございます。

昨年は世間的にもいろいろとありましたが、猫侍的にはなんとも変化のない一年でした。仕事→寝る→仕事→寝る→仕事→寝る…うぅぅうぅぅう…うぎゃあああああぁぁああ!?!?!?いいいいいいい加減にしろいい加減にしろいい加減にしろぉぉぉぉおぉ!!!はあはあはぁはぁはぁ…。変化がなく刺激もなく楽しみもない日々が延々と続くことはなかなかにキツイのです。き、気が狂いそ、うな、一年でした。わりとマジで。

そ、そんなわけで今年の猫侍の目標は、「変化」でございます。腐った安定よりも未熟であっても変化を求めていきたいと思います。

では皆様、身体に気をつけて今年も元気にいきましょう!

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プロフィール

ねこさむらい

Author:ねこさむらい
猫をこよなく愛する天才こぴーらいたーが、トマトを育てたり、本を読んだり、自分でもよくわからない自身を分析したりするよ! で、現在、無職になっちゃった!? 絶賛再就職活動中ですわ!!

Twitter→ @catomato

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