スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【モヤモヤ】 「風たちぬ」喫煙騒動について広告屋が思うこと。

宮崎駿監督の「風たちぬ」における喫煙表現に、NPO法人日本禁煙学会が要望書を出したってのが話題になったね。青少年たちも多く見る宮崎映画に喫煙シーンが多すぎるってが学会の大まかな主張。

世間的には、禁煙学会の無分別な噛み付きは、余計なお世話であり、表現の自由にまで口を出すなど思い上がりもはなはだしいってな声が多いと、テレビをはじめメディアでは報じられているように見受けられますな。

でもなぁ、広告屋の末席にいる身としては、ちょっとメディアの報道は単純すぎんじゃないかとも思うわけよ。一応、ここからはタバコには害があって、しかも中毒性があるっていう前提で話を進めますよ。

結論から言うと、広告屋にとっては、映画やドラマの喫煙シーンが青少年の喫煙のきっかけになるってのは常識なんです。渋い男が独り紫煙を燻らせ、ふぅーと一息…、「タバコカッケー!!」的なイメージを作り出し、青年期から喫煙を癖にしておけば、その中毒性もあいまって末永いお客様になってくれるわけです。

今の20代の若者はタバコのCMを見たことのある人はあまりいないと思うけど、私の子どもの頃は、カウボーイが荒野で埃にまみれながら牛追いをする姿を映し、その仕事が一段落したら夕日を背景にタバコを一服。そして商品名のマルボロのロゴ。ってな感じの「タバコは渋い男の嗜好品」ってなCMがガンガン流れていた。一時期は、タバコを吸う女性はカッコいい!ダイエットにも効果的!という話もまことしやかにながれたっけな。

で、1980年代にさすがに中毒性もある嗜好品であるタバコを、無分別に不特定多数が見るメディアで宣伝するのは国民の健康にとってどうなのよ?という流れになって、午後6時から8時台のTVCM、女性向け雑誌、読者の50%が未成年の雑誌、未成年に人気のある芸能人の起用等の自主規制を皮切りに、徐々にタバコ広告は減少していったわけです。ちなみに世界的にもタバコの宣伝は規制対象である国が多かったりします。

そんなタバコの広告史を知る人間としては禁煙学会の言い分もわかるわけです。青少年も見るであろう映画に、そりゃスパスパとうまそうにタバコをふかす場面が多数ありゃ小言の一言もいいたくなるわなぁ、と。しかも、先に述べた1980年代から公にタバコをふかす姿はほぼ御法度であったという積み重ねもあったわけですし、禁煙学会からしてみれば時代に逆行していると感じるのは無理からぬことだとも思うわけです。

もちろん、コピーライターという表現を商売にする身として表現の自由との兼ね合いもあるから、むやみやたらにタバコをふかす場面を規制しろ!ってなことには首肯しかねるわけなんだけど、タバコを売るためには青少年への宣伝、もっと言えば“洗脳”がもっとも効果的なんだということも事実としてしって欲しいわけです。当然、宮崎監督はタバコを売らんがために映画に喫煙シーンを入れたわけじゃないんだけど、結果として映画を見た人に、タバコを肯定的に捉えるような“刷り込み”がなされてしまった可能性は否定しきれないんじゃないかなぁと。(もちろん、絶対に刷り込みがあった、ということも言えない)

あと、これは余談なんだけど今回の騒動でもうひとつちょっと気になったのは、宮崎駿監督が少しばかり“アンタッチャブル(触れてはいけない)”な存在にされているような気がしたこと。具体的に誰も言葉にはしてないんだけど、言外に「あの国民的アニメ監督である宮崎駿さんの作品に文句をつけるとはけしからん!」的な雰囲気、感じなかった? 私はちょーーっとそんなものを感じてしまったのでした。権威をもつ人(宮崎監督本人はそんな風には思っていないだろうけどね)の言うことは正しい!っていうのは、誰しもよくあることなんだけど、そういう思考停止状態はすごく危険だし、個人的にも気をつけたいなぁと思った次第です。
スポンサーサイト

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

【2013夏】オッサン的アニメ感想

今年の初めにブルーレイレコーダーを買ってから深夜アニメの視聴がはかどってしょうがない。そんなわけでオッサン的アニメ感想です。まずは、現在放映中のアニメです。

◆幻影ヲ駆ケル太陽(2013年)
人々に不幸をもたらす魔物(ダエモニア)を倒すことを宿命付けられた少女たちがタロットカードの力を借りて戦うアクションアニメ。もしかしたらポスト「まどか☆マギカ」を狙ったと思われる作品。
デフォルメされたキャラクター、異様な造形のダエモニアたち、過酷な運命を背負う4人の少女と、まどか☆マギカとの共通点も多い。ダエモニアが実は人間たちが変化した姿であることを知るあたりからの人物たちの葛藤がかなり重いが、それがいい。絶望する少女たちの姿にハァハァ…。
あまり話題になっていないが少しづつ謎が明らかになっていくストーリーはなかなかのもので、個人的には大化けすることを願っている。もっと話題になってもいい作品。お気に入りのキャラは、月詠るなちゃん。でも、るなちゃんの闇堕ちだけが怖い…。OPは名曲。5話まで見て100点。


◆恋愛ラボ(2013年)
「ラブ・ラボ」と読みます。これまた女子中学生が学園でイチャコラする作品です。「もう、ええかげんにせえよ!」と言いたいところですが、私の2013年夏のお気に入りの作品です。
生徒会に所属し、成績も優秀、眉目秀麗で、全校生徒、先生たちからも人望の厚いお嬢様、真木夏緒が、理想の彼氏像である「ダッキー(抱きまくら)」に濃厚なキッスの練習をしているさまを、倉橋莉子に目撃されたことから始まる、恋に恋する女子中学生たちの恋愛研究(ラボ)、というストーリー。
色々と勘違いした乙女たちが理想の恋愛のために、あれやこれやとあり得ないシュチエーションを練習する様がとても楽しく、暴走お嬢様の夏緒さんがものすごいボケをかます様は芸術的ですらあります。最近のお気に入りの場面は、「男子は女子の上目遣いに弱い」との話から上目遣いの練習をする夏緒さんのこの顔!(笑)
Lovelab
邪悪すぎる上目づかいの夏緒さん

この後、「舌をペロリと出して、男子にボディタッチ☆」というお題を追加されて、無茶苦茶ホラーな夏緒さんになります(笑)。

基本、女子の勘違い恋愛ネタによるギャグアニメですが、時折、ほんわか友情話なんかもあって30分があっという間に過ぎてしまう良作です。お気に入りのキャラは、どのキャラも本当にキャラ立ちしてるので迷いますが、暴走妄想お嬢様の夏緒さんと、ワイルド系乙女の莉子さんです。どっちも甲乙つけがたい可愛さです。ああ、でも太眉がチャームポイントの会長も捨てがたい。100点。



◆帰宅部活動記録(2013年)

女子高生が「帰宅部」として部室でなんやかんやくっちゃべる。最近の定番ね、もう、ホント、ありがちなんですよ。でもね…どういうことだ。“女子高生日常系”なのに、…面白い。超サムイはずなのに一周巡って面白いんだよ、コレ。声優が棒なのにそれすらも味になってる。キャラも意外と立ってる。ツインテール=部長、目立たない、ボケ担当。黒髪=超絶格闘家、ボケ担当、ぼっち、メンタルも強いが中学時代の同級生が自分の知らない同窓会を開いていたことにちょっとだけ死にたくなる。金髪ロング=超絶金持ち、可愛いモノ好き、ボケ担当、あらあらうふふキャラ。ショート=小動物キャラ、世間知らず、冗談を真に受ける。アホ毛=他の部員たちのボケを一人全力で突っ込みまくる超絶ツッコミキャラ、とにかくツッコミまくる。不条理系ギャグが妙にツボに入ることがあって深夜に吹き出すことも。似たようなアニメの「えびてん」がまったく笑えなかったのに何故だ。本当にギャグってさじ加減が難しいな。

お気に入りのキャラは、ツッコミの切れが回を追うごとに鋭くなってきているアホ毛ちゃん。実はキャラの名前はいまだに覚えてない。女子高生日常系では、「GJ部」と「ゆるゆり」と並んでお気に入り。アタマ空っぽにしてご覧ください。75点。


◆神様のいない日曜日(2013年)
「ああ、失敗した失敗した…」。ある日、空からそんな声が聞こえ、人が死ななくなり、人が生まれなくなってしまった、神様に見捨てられた世界が舞台のお伽話的な物語。
死者が意志を持って動く、いわゆるゾンビものですがホラー描写はなく、未来のない閉塞感や終焉へと向かう人類の黄昏を淡々と描いているのもなかなか面白い。

主人公のアイ・アスティンは、この世界で唯一、死者を弔うことのできる存在、「墓守」として、世界を救うためにさまざまな場所へ赴き、多くの人々と出会います。3話ごとに場所が変わるのですが、特に始めの物語、アイの村を全滅させた不死の人間、ハンプティー・ハンバートとアイの関係、そして最後のオチは、「ええっ!?マジかよ!?」と思わず唸ってしまいました。いい意味で期待を裏切る本作品、全然話題になっていませんが、「キノの旅」や「狼と香辛料」あたりが好きな人は、独特な世界観や少し物悲しいお伽話的な終わり方にグッとくるかもしれません。お気に入りのキャラは、みんなの頼れるお父さんキャラ、ユリーさん。80点。



◆犬とハサミは使いよう(2013年)
も、もうどこから突っ込んでいいのか…と、紹介するに頭を抱えた作品。読書狂の主人公がある日、強盗に襲われた女性を助けて死んでしまう。しかし、当代の大人気作家、秋山忍の新作を読むまでは死ねないと強く願ったところ、ミニチュアダックスフントに転生することに。犬になった主人公は助けた女性、実は秋山忍と意思の疎通が可能で、なんやかんやで一緒に住むことに。でも、秋山忍、本名:夏野霧姫はハサミを凶器に振り回す超ドSな女性。犬と化した主人公はいわれなき暴力にさいなまれながら、ブラコンでヤンデレ気味の妹、ドMな巨乳編集者、秋山忍をライバル視する金髪シャイニング娘。らと様々な事件に巻き込まれていく--。というのがだいたいのプロット。

いやね、OPのバカっぽさとかわりと好きなんだけど、とにかく物語が行き当たりばったりな感じで一貫性がない。スラップスティック・コメディなんだろうけど、ブラコンでヤンデレの妹がいきなり「鮪喰(マグロ・イーター)」なる電動ノコギリをぶん回しながら霧姫と戦い、高層マンションから飛び降りても鮪喰のお陰で助かりました、とか突拍子もない設定が盛りだくさん!シュール過ぎんだろ!?
あと、主人公は生前から本のことにしか興味がなく3次元の女性に興味がないって設定ではあるけど、恋愛事に鈍感すぎる主人公なもんだから「またか…」とかなっちゃった。まあ、犬の身で恋愛云々ってのは本人にその気があっても切ない結果になりそうだけどね。
とりあえず3話まで見て、性に合ったら継続視聴。それでダメならスパっと切るのが吉かな。鈍感主人公が苦手な私の評価は低いけど頭空っぽで見る分には楽しい作品です。話は変わるけど今どき、前髪長く顔が見えない主人公(生前)ってセンスが古すぎないか?90年代のエロゲーかよ。ちなみにお気に入りのキャラは、ドM巨乳編集者。余談だが、犬と化した主人公の後ろ姿、お尻の穴がちゃんと×で表現されてて笑った。犬になると羞恥心もなくなるのか。まあ、私も寝るときは下半身丸出しですけどね(知りたくもない情報を無理やり載せるという嫌がらせ)55点。

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

【映画感想】パシフィック・リムを観てきたよ!

最近、腹の立つことが多くて、何をするにもやる気がわかない。さすがにこれはイカンというわけで、気晴らしに映画を見に行ったよ。ええ、当然、独りで。

8月17日に観た映画は、『パシフィック・リム』です。
ウツウツした気持ちは、ド派手なアクションや大好きなSFを観るに限ります!

さて、パシフィック・リムは、怪獣vsロボットという実にわかりやすいSFアクション大作。

全身を震わす破壊音、KAIJU(劇中の呼び名)の雄叫び、唸るイェーガー(ロボット)の起動音。
開始、10分で確信したね。『あ、これは俺の映画だわ』と。

人智を超えた絶望的に巨大なバケモノが、圧倒的な破壊力でもって人類の平和な営みを完膚なきまでに叩き壊すというそのカタルシス…。いままで感じたことのない圧倒的に巨大な存在が私の琴線に触れたわけですな。デカイは正義です!

まずね、KAIJUの造形がグロテスクでかっこいいんだよ、マジで。深海生物をモチーフにしたと思われるKAIJUたちはまさに異形で、クフトゥル神話の神々のような禍々しさ。ヌラヌラとした体表で覆われ、時折青い光りを放ちながら100m超の巨体を突進させてくるわけですよ、我ら人類に対して!人間臭さを感じさせない、俊敏で動物的な動きは本当に絶望的な感じにさせてくれます!ヲイヲイ、こんなヤツラに勝てるのかよ!?

それを迎え撃つのは80m級の鋼鉄の巨人たち。実戦につぐ実戦で、塗装が剥がれ、傷だらけになったイェーガーが超絶カッコイイ!!昔、ガンプラで「汚し塗装カッケー!!」と興奮していた少年時代を思い出させてくれること請け合い。動きも重量感と軽快感を巧みに使い分けていて、こちらは人間臭い動きで超カッケー!!やっちまえ!ジプシー・デンジャー!!

パシフィック・リムは、前評判から『ゴジラやロボットものが好きな人は絶対に楽しめる!』と言われていたんだけど、実は私はゴジラやロボットものってあまり熱心に見れない性質。
もちろん、幼少の頃からウルトラマンやゴジラは楽しんで見てたんだけど、邦画の怪獣は、如何にも中に人が入っています、的なフォルムが多く、破壊される町並みも昔ながらの職人芸がつくり出したミニチュアで(超精巧)、何故か人がいない町並みを妙に人間臭い動きをする怪獣たちが壊していく様を遠景から撮影するという映像が多く、それが特撮の“味”であり“お約束”であることは理解しつつも、同時に“作り物”であることに冷めてしまっている部分もあった。(あ、別に特撮を否定するものじゃないよ。特撮は特撮として楽しんでます)

特撮とVFXを比べるのは意味ないし、どちらが優れているというものではないんだけど、パシフィック・リムの映像の“視点”は、実写ではあり得ない視点からの映像が多くて、その迫力に度肝を抜かれるって感じ。

凶悪なKAIJUの顔にエルボーロケットをぶちかますイェーガーの肩の上からの視点。
KAIJUの突進で吹き飛ばされるイェーガーが高層ビルをなぎ倒しながら吹き飛ばされる姿を下から舐めるように撮す視点。
アスファルトをバキバキと壊しながら踏みしめるイェーガーの足元をアップでとる視点。
そういった巨大なものが圧倒的なパワーでぶつかり合う姿は、ちょっと見たことがない映像で、それだけで私は大興奮なわけですよ。

ストーリー的には、気になるところがないわけじゃないし、高層ビルを破壊しまくる香港大決戦が良過ぎたために、太平洋深海での戦いが少し地味だったりもしたけど、私的には最高に燃える映画だった。

あ、あと東京を舞台にした対KAIJU戦(回想)も少しあるんだけど、町並みの看板が軒並みぁゃιぃ日本語なのは、毎度のことながら笑ってしまう。「益代&由美子剣店」とか「萌&健太ビデオ」って何よ(笑)。

そんなわけで、『パシフィック・リム』、久しぶりに映画館で見なきゃ損!って思わせてくれる超お気に入りの作品となりました。アタマからっぽにして超巨大なヤツらのKAIJUプロレスを楽しみたい人は絶対に映画館へ行ったほうがいいよ。たぶん、家の大画面TVでもこの迫力は出せないだろうからね。

ちなみに、私は、戦艦vs異星人母艦の『バトルシップ(2012年作)』も大好きなんだけど、バトルシップ好きは見ておいて損はないと思うよ。なんか方向性が似てる部分があると思うのさ。

テーマ : 独身男性の日記&独り言
ジャンル : 独身・フリー

最近の記事
500色の空
プロフィール

ねこさむらい

Author:ねこさむらい
猫をこよなく愛する天才こぴーらいたーが、トマトを育てたり、本を読んだり、自分でもよくわからない自身を分析したりするよ! で、現在、無職になっちゃった!? 絶賛再就職活動中ですわ!!

Twitter→ @catomato

カテゴリー
月別アーカイブ
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。