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【長文】無職、占いの館にて大切なことを思い出す。

さて、みなさんは「占い」を信じますか?私はせいぜい、朝のテレビ番組でタヌキが木に登ったり、徒競走をしたりするのを見て、「お、1着か」とか「キツネの野郎、きたねぇ!?」とか、テレビにツッコミながらも午前中には忘れていると。まあその程度の認識だったりします。
でも、そういうテレビやら雑誌やらの占いというのはあくまで不特定多数の人のための「エンターテイメント」であって、「占い」とは言えないもののような気がします。やはり占いは、個人の過去や未来をいわゆる「占い師」と呼ばれる人が手相やら人相やら姓名判断やらでうむむっと唸りながら一対一の対面で見てくれるものというイメージ。で、そういう占い、私はほとんど受けたことがないんです。

と、前振りはこんなんでOKかな。そんなわけで、絶賛人生の袋小路、迷路に迷いまくっている猫侍は、ちょっくら「占いの館」に行ってきたわけです。これからの“未来”の道しるべくらいにはなるかな、って思いで。今回は、そんな猫侍の占い初体験をお送りします。

場所は東京都の某所、占い屋が密集する場所の一角。さて、複数ある占いの館のどこに入ろうかと迷った5秒後には背後に60過ぎのおばちゃん占い師。「これも何かのご縁ですから」とさっそく営業トーク。商魂たくましいね。ふむ、確かにこれも何かの縁だろう。というわけで「じゃあ、縁を大切にしましょうか」と言って占いの館ののれんをくぐった--。

狭く薄暗い部屋の中に机と椅子。占い師と相対する形で座ります。机の上には怪しげな水晶玉などはなく、数冊のノートと和紙の本が数冊。非常に地味。

まずはきちんとフォートマットされた用紙に名前と生年月日、簡易な住所、そして開始時間を明記。生年月日は時間までわかるとより正確にわかるとのこと。私は以前、母に母子手帳を見せてもらったことがあり、実に不吉な時刻だったので覚えていたのでそのまま明記。

「9時42分、っと。(苦・死・に)」

次に鑑定時間の選択。10分1000円からですが、とりあえず30分3000円(税別)を選択。そして、占ってほしいことを告げます。

「2つ占ってほしいのですが、いいですか?」
「どうぞ」
「仕事運と結婚運を」

無職、彼女なしの人生のギリギリを歩いている身としてはこれが気になる!

占い師の先生は、鑑定用のフォーマット用紙に、丙午とか丑寅とか私の生年月日から方位を書き連ねながら、一人であーだこーだと占いのやり方を説明してくれますが、正直、まったくわかりません(笑)
私は、「なるほど」「はい」と真剣に相槌を打ちます。

しばらくして、下準備ができたのか、手相を見てくれることに。
両手を出すと、先生、いきなり驚きました。

「あら、あなた珍しい手相をしてるわね」
「そうなんですか?」
「あなたの手、マスカケよ。百握りともいうわね。しかも両手」
「はぁ」
「徳川家康もマスカケだったといわれているのよ」
「そうなんですか(家康公はすごいけど、私はすごくないわな)」
「マスカケは、窮地に陥った時、爆発的な力を発揮する手相。平時はパッとしないことも…。あと、あなたはマスカケのこの部分が長いから、優柔不断ね」
「ゆ、優柔不断はその通りかもです…」
「もっと自分の思うことを前面に、我を出して積極的に行くのがいいわね」
「慎重すぎるんでしょうか」
「そうとも言えるわね。今年、来年は特に積極的にね」
「はい」

「あと、あなた親指の下が掌がすごくふっくらしてるわね。これは気力、体力、精力が貯まっている証拠よ」
「では窮地に陥ったときは爆発的な力も出せそうですね」
「そうね」
「(まあ、精力は、いつでも爆発準備OKだけどね!)」
「あと、あなたの手はビックリするくらい柔らかいわね」
「ですね」
「柔らか手の持ち主は、楽な方へ楽な方へと逃げていくの」
「はぁ。確かに自ら苦難に飛び込むことはしませんね。なるべく楽な方法を見つけるために四苦八苦しますが」
「別に楽な方を選ぶことは悪くないけどね」
「この言葉はあまり好きじゃないのですが、“効率的”に動こうという部分はあります。もちろん、“無駄”なことは嫌いじゃないのでわざわざそういう道を選ぶこともあります。」
「そうね、効率的っていうのはピッタリかもね。あなたはその性質があるわ」
「そうかもです。(そうかもです)」

「生命線をみるわね。60歳から65歳くらいでちょっと体調を崩しそうね。でもそれを無事に超えれば95歳まで元気に過ごせるわ」
「健康なまま長生きしたいですね(いや60過ぎれば誰だって体にガタの一つはあるんじゃねーの?)」

「あと、金星丘、中指の下にモテ線があるわね」
「え!モテ線ですか!!」(←露骨に食いつく)
「ええ、・・・あら・・・うーん・・・」
「な、なんですか」
「モテ線、半分だけね」
「え!?」
「あ、うん、うっすらと…(虫眼鏡を見ながら)ある?・・・いや、やっぱないわ」
「ええっ!?(ないのかよっ!!?)」
「でも、右手はほら、うん、・・・うっすらあるわ」
「そ、それって少しモテる?」
「そうね、少しモテるわね」
「・・・は、はぁ(なんじゃそりゃ!?ぬか喜びか!?)」

「結婚線、見てみましょ」
「よろしくお願いします(ドキドキ…)」
「この中央の線が27歳ね。この時期に結婚を考えた人はいた?」
「うーん?いや、いませんね」
「じゃあ、35歳くらいのときは?」
「いや、まったく」
「気づいてないのよ」
「そうかもですが女性があまり周りにいなかったので」
「あなたモテそうなのに・・・」
「ありがとうございます…いや全然ですわ(いや、さっきモテ線微妙だったよね?)」
「まあ、44歳付近にもあるし、結婚はできるわよ」
「そ、そうですか!(今日一番の笑顔で)」
「でも、あなた浮気性ね」
「浮気できるほどモテてないんですが!?」
「でも、優柔不断だし」
「そ、それは否定しませんが、浮気とか面倒なことしませんよ。非効率的です」
「そうね、誠実が一番よ」
「はい(うまくまとめられた、のか?)」

「それじゃあ生年月日から占いましょう」
「よろしくお願いします」
「あなたは子(ねずみ)で、うんぬんかんぬん(専門的過ぎてわからん)」
「再来年の平成29年に少し壁があるけど、我慢して乗り越えれば大丈夫」
「平成27年、今年から平成33年まではわりと順調ね。そのあと4年ほど少し大変だけど、そのあとはまた6年順調。そのあと4年ほど少し大変。あなたの運気は10年周期で巡ってるわ」
「なるほど。ちなみに今年はどうですか?」
「今年?ええ、悪くないわね」
「・・・(無職なンすけど)
「ほら、この配置を見て」
「はい(見てもわからんが)」
「あなたは今年、いろいろな人の助けがもらえるの」
「ああ、ありがたいことです(たしかにその通り)」
「縁は大切よ。仕事も恋愛も」
「ですよねー」
「ちなみに結婚は44歳から46歳の時がいいわね」
「はい。(相手がいればね!!)」
「47歳、48歳の時の相手は愛人ね」
「!愛人!?ナンスかそれ!?」
「まあ、結婚しても長く続かない可能性が高いわ」
「は、はぁ…(あ、相手がいればね!!)」
「それを過ぎても57歳前後にまた機会があるわ」
「え、ええ(いや、それはちょっと遅すぎだろ!!)」

「仕事運、今年のことはわかりますか?」
「わかるわよ」
「実は私、現在、失職中なんですよね」
「!!もう、なんで先にいわないの!!」
「え、あ、はい(占いでわかるかと思ったんよ…)
「初めにいってくれれば集中して占ったのに」
「すみません」
「もう、時間ないけど10分延長でしっかり占うけどどうします?仕事運だけ集中して占うから精度は高いわよ」
「あたり過ぎると怖いので、またの機会にします」
「・・・じゃあ、少しだけね」
「就職するなら再来年の平成29年が最高ね!」
「いや、あと2年も無職は勘弁してほしいですわ」
「そうね。とりあえず今年も悪くないわ。大丈夫!」
「そうですか。(ってか、さっきは29年に壁があるって言ってなかったか?)」
「仕事も恋も、まだまだ大丈夫よ!頑張ってね!」
「は、はい。ありがとうございました」
「ええ、またご縁があったら寄ってくださいね」
「はい。ぜひまた(3000円+消費税)」

ふむ。だいたいこんな感じ。

とにかく、占いの専門用語でどの星がどの星に影響を与え~ってな解説が非常に多くて、それで時間の半分はつぶれてしまう。こちらは結果だけ知りたいのだけど…。
それと占いってのは対象者の「現在」もわかるもんだと思ってたから「無職」であることを伏せてたんだけど、それじゃダメだと言われたのがちょっとモヤモヤ。つまり、こちらも嘘偽りなく、現状を話し、それをもとに占い師が未来を占うって手順らしい。ドラマやらマンガでみる、「黙って座ればピタリと当たる!」というのは実際にはなくて、占いの後、数ヶ月、数年後に「あ、あの占い、当たってたかも…」というのが実際のところなんだろうね。

占い結果だけ見ると、まあ、なんというか大体において「一般論」の枠をはみ出さない当たり障りのない話だったような気がします。「60歳から65歳で体調を崩す」、とか「優柔不断」とかね。誰だってそうでしょ、みたいな。そりゃ、私は特別な人間でもないので一般論で諭されるのはもっともな話ではあるんだけど、もう少し具体的な話が出るかと思った分、ちょっとガッカリ。「他人に助けられる」「積極性が必要」「楽な方に逃げやすい性質」は、一般論とも言えるけど、「当たってるかも」とは少し思いました。

私が思うに、占いは「統計学」的な側面が強いのかなと。先達たちの膨大な観察結果の集大成としての「未来予想」。占い師さんが手にしていた手帳には手描きの数字やら記号やらがびっしりと書かれてあって明らかに学問的な体系がありそうだった。もっとも体系的に組み立てられた理論が“正しい”とは言わないが。だけど私と同じ時刻、同じ病院で生まれた人はみんな私のような人生を歩んでいるのかというと、それはいくらなんでもあり得ないと思うのです。そこで統計学にプラスされたのが「カウンセリング」の技術かなと。統計に則った憶測を、相手の容姿や雰囲気、話し方を観察し、相手の望む方向や心のうちで否定する方向へと誘導していく話術。一言で言えば、統計学とカウンセリングのミックスがその正体のような気がしました。

さて、今回私は、現状いろいろな困難が人生の行く手を阻みまくっているので、その打破の参考になるような話が聞けるかなと思って占いに挑戦してみたのだけど終わってみれば、有史以前から言われている、「自分の道は自分で切り拓くもの」という、少年漫画的な結論を改めて強く心に刻みつけることに。ま、それを思い出させてくれただけでも占い屋さんに来てよかったと思ったよ。また機会があったら別の占い師さんにも見てもらいたいな。今度は現状をしっかり話してね。
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初夏の匂い

初夏。

家の前では小さな白い花が咲き、風に吹かれてポロポロと落ちてくる。
独特な匂いを含んだ花粉は、ベランダに干した洗濯物にも残り香とともに付着する。

そして・・・

シャツやパンツからほんのりと「栗の花」のニホイが…。

これ、人前ではあらぬ誤解を生みそうで非常に迷惑ですな…(-_-;)
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プロフィール

ねこさむらい

Author:ねこさむらい
猫をこよなく愛する天才こぴーらいたーが、トマトを育てたり、本を読んだり、自分でもよくわからない自身を分析したりするよ! で、現在、無職になっちゃった!? 絶賛再就職活動中ですわ!!

Twitter→ @catomato

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