FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【人生】 来るはずのないバスを待つ老人 【色々】

今回は、ちょっとしんみりするお話です。

ドイツの老人ホームでは、アルツハイマー患者である入居者の徘徊対策として、ホームの近くにニセの「バス停」を置くというアイデアが広まっているという。

http://mojix.org/2012/08/26/alzheimer-bus-stop
(モジログ様)

簡単に説明すると、老人はもう存在しない自宅や家族の元に帰ろうとしてホームを飛び出し、そのまま迷子になることが多い。ドイツの老人ホームのスタッフはこの経験を繰り返すうちに、徘徊老人が公共交通を利用することに気がついた。で、ニセの「バス停」を設置することにしたと。アルツハイマーの老人は、このニセのバス停で来るはずのないバスを待つうちに、気持ちも落ち着いてくる。それを見計らってスタッフは、「今日はバスが遅れているようですね。ホームの中で待ちましょうか」と声をかけると、短期記憶が弱まっている老人は、自分が「帰ろうとしたこと」も忘れているので、そのまま素直にホームに戻るというわけです。

詳しくは記事をご覧いただくとして、私はこの記事を読んでなんとも言えない気持ちになりました。

この策は、老人の気持ちを最大限に汲み取っており、日本でもぜひ取り入れて欲しいアイデアではあるのですが、「存在しない自宅や家族の元に帰ろうと」「来るはずのないバス」「自分が出かけようとしていたことも忘れるという」といった言葉の一つひとつが胸に突き刺さるわけです。人は、年を取り、記憶すらも曖昧になったとしても、帰る場所を求め、家族を想う生き物なんだという事実を突きつけられ、亡き祖父が抱えていたであろう想いや、数十年後の自分の姿を重ね合わせてね。

果たして自分には、数十年後に、「帰る場所」や「家族」なんてものがあるんだろうか…。そんな風に考えていたら、視界が不意にぐねぐねと歪み始めた。イカンなぁ、年をとると感傷的になって困るわ。
スポンサーサイト

テーマ : 気になるニュース
ジャンル : ニュース

コメントの投稿

非公開コメント

最近の記事
500色の空
プロフィール

ねこさむらい

Author:ねこさむらい
猫をこよなく愛する天才こぴーらいたーが、トマトを育てたり、本を読んだり、自分でもよくわからない自身を分析したりするよ! で、現在、無職になっちゃった!? 絶賛再就職活動中ですわ!!

Twitter→ @catomato

カテゴリー
月別アーカイブ
最近のコメント
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。