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【偶像】 メイド喫茶にハマる人の心理 【アイドル】

ども、絶賛再就職活動中の猫侍です。

あのですね、メイド喫茶、クビになりました。
正味2週間ですか、いやはや短いですね。我ながらビックリです。

原因?うーん、ちょっとやりすぎてしまったことかなぁ?

なんというか、体育会系のノリ?大学生の終わらない学園祭?夢見がちなベンチャー企業起業家の精神論?そういう私が苦手な空気が凝縮されたような会社で、仕事がちょっとありえないくらいグダグダだったんよ。で、あーだこーだ改善点やらを提案してたらアッという間にお役御免に。うーん、正直なのは時に自分のクビを締めるなぁ。

言いたいことは山ほどあるけど、とりあえず飲み込む。だけど、この2週間は、結構面白かったよ。

私と同じような境遇のアルバイトさんたちとも色々と話しができて楽しかったし、勉強になった。飲食という未知の現場で、かわいい女子校生や女子大生に囲まれながら、たまにキッチンの手伝いをするとかね、本当に面白かった。
いまどきの女子校生とかが、意外、といっちゃ失礼だけど、かなりきちんとした考えを持っている子が多かったというのも女性不信気味の私としては、非常によい経験をさせてもらったと思う。

あと、私は学生の頃からアイドルとかにほとんど興味がなかったんだけど、スタッフのメイドさん(アイドル)たちや、彼女たちに夢中になるお客様を間近で見たり話を聞いて、メイド(アイドル)に熱狂する人の気持ちが少し理解できたかも。

メイド(アイドル)を応援するお客様たちの心理というのは、一般的には、『頑張っている女の子を応援したい!』とか、『頑張っている女の子から元気を貰いたい!』とか『歌やダンスの高い技術に感動した!』とか、『仲間たちとの連帯感を楽しみたい!』といった理由から彼女たちにハマっているという解釈が、メイド喫茶の内外でも半ば公式化して語られているのね。
それはそれで正しい分析だとも思うのだけど、それはわりと表向きの理由で、もっと違う理由もあるんじゃないかって思いました。そんなわけでいつものように無茶分析の時間です。

一つは単純に自分の性的欲求を満たしたいって気持ちじゃなかろうかと。どんなにキレイな理由を並べても、かわいい女の子を目の前にしてリビドーをたぎらせない男はいないと思うのですよ。だってそれは本能だから。
かわいい女の子がミニスカートを履いて目の前を颯爽と行き来し、自分のために文字通り胸を弾ませながら歌や踊りを披露してくれるわけだから、そりゃハマる人はハマるよね。ある程度の年齢になり、稼ぎがあればそういう性的欲求は奥さんやカノジョ、性風俗、キャバクラなんかで解消できるんだろうけど、10代、20代の男性はそうもいかない人も多い。だから、2000円程度でも十分に楽しめるメイド喫茶というのは、そういう意味でライトなキャバクラ的な需要があるのだと思う。

もう一つは、恋愛の代替行為。性的欲求と非常に近しい感情だけどあえて別にした。
カフェで働くメイド(アイドル)さんは、10代、20代の子なんだけど、本当に輝いてるんだよね。オッサンくさい言い方だけど、肌のツヤとか声のトーンとか、すべてが美しい。若さって反則だわ。それが自分からメイド(アイドル)を目指すような、整った容姿の女の子だったら、そりゃ輝き方もハンパないんですわ。私なんか10代の長身美少女と初めて話した時、思わず見とれちゃって一瞬、声が裏返っちゃったもん(笑)。

そんな彼女たちに夢中になる10代から20代のお客様の周りにもきっと、アイドル並にキレイな娘はいるんだろうけど、あまりにも身近にいるもんだから、その関係性の継続に重きをおいてしまうんじゃないかな。つまり、学校や会社といった身近な女の子に恋愛感情を持つと、もし告白が失敗したり、友人としての関係性が壊れてしまった場合のリスクが大きすぎると考えてるんじゃないかと。
でも、メイド喫茶に勤める女の子たちは、文字通り『偶像(アイドル)』。基本的に彼女たちとの間に、『恋愛』は成立しない。それは女の子もお客様も暗黙の了解になっている。そう、これは『疑似恋愛』だって。
もちろん、お客様の中にはそんな女の子たちと本当の恋愛関係になりたい思っている方も多いし、実際、恋愛関係に発展しちゃう方もいらっしゃいます(※ただしイケメンに限る)。でも、基本的に自分の生活圏から離れた場所での『(擬似)恋愛』だから、万が一、関係性が壊れたとしても自分の生活には大きな支障がないし、心の平安も取り戻しやすい。自分自身の精神と生活環境を守りつつ、『(擬似)恋愛』を楽しめる一種の保険付きの存在が、彼女たちなのではないかなって思いました。

人によっては、こういう風に『疑似恋愛』を楽しむ人を笑う人もいるかも知れないけど、私は笑うことはできないな。他人との濃密な接触を避けて、いつでも切ることができる関係のなかで自分の中の欲求を満たすというのは、『コミュ力』とかいう謎の能力が異常に重視される現代において、一種のリハビリだったり、予行練習だったりするんじゃないかな。
私のように、女性不信だったり人間不信な人間としては、こういう場の必要性を痛切に感じたりもするのよ。実際に自分が利用するかは別にしてね。

あと、このような『疑似恋愛』を提供する側は、女の子やお客様への要望には、もっと謙虚であるべきだとは思う。少なくとも、「オタクの考えていることは理解できない(笑)」とか言っちゃったり、商品である女の子に手を出しちゃうとかは控えるべきかと。
今の10代、20代の若者を「ゆとり世代」と言って馬鹿にする人は、彼らの繊細な感性や冷静な分析能力を絶対に甘く見てると思う。彼らは表立ってことを荒らげたり、他人を非難したりすることは少ないけど、見ているところはちゃんと見ているよ。自分たちが「搾取される側」だってことをちゃんと理解しているよ。運営側がその場のダルッダルな雰囲気に慣れてしまい、軽い気持ちで彼らの逆鱗に触れた時、彼らはアッという間に、『金の卵』や『金のなる木』という仮面を脱ぎ捨てて、運営側に牙を剥くんじゃないかな。

何はともあれ、私はたぶん二度とこの業界に関わることはないんだろうけど、その裏側をほんの少しでも垣間見れたことは無駄じゃなかったな。
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ねこさむらい

Author:ねこさむらい
猫をこよなく愛する天才こぴーらいたーが、トマトを育てたり、本を読んだり、自分でもよくわからない自身を分析したりするよ! で、現在、無職になっちゃった!? 絶賛再就職活動中ですわ!!

Twitter→ @catomato

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