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少年犯罪の実名報道について 

なんか最近、未成年者による凶悪事件が多く報道されて、少年法の改正、っていうか未成年者の実名報道について耳にするね。

一般市民の意見としては、「たとえ少年であっても重罪犯は実名報道すべし!」っていうのが多い感じ。その理由としては、「18歳はもう大人である」、「更生の余地などない殺人鬼に人権の配慮など必要ない」「被害者感情を考慮して」「未成年は数年もすれば出所するから怖い」などが上がる。

どの意見も一理あるわな。でも、個人的には少年の実名報道に関しては、慎重派、どちらかといえば反対の立場。上でも書いたように、現代の市民感覚としては、少年犯罪の場合、加害者が少年法によって過剰に守られているんじゃないか、というのが一般的っぽい。で、そんな市民感覚を反映してか某掲示板などではこんな書き込みが見られる。曰く、

「こんな欠陥品(加害者)を生み出した両親も同罪だ!」
「そんな両親に育てられた加害者の兄弟もろくなもんじゃない!」


まあ、ある意味極端な発言だから掲示板とかでもほぼスルーされちゃうんだけどさ、似たような発言は複数見られる。おっそろしい。確かに家庭での教育や躾が人の人格形成に多大なる影響があることは事実ではあるんだけど、その家族が加害者本人と同罪とかは無茶過ぎだと思うわけです。

秋葉原連続通り魔殺人の加害者の弟さんが、以下のような遺書を遺して自殺している。享年28歳だったそうです。
『あれから6年近くの月日が経ち、自分はやっぱり犯人の弟なんだと思い知りました。加害者の家族というのは、幸せになっちゃいけないんです。それが現実。僕は生きることを諦めようと決めました。死ぬ理由に勝る、生きる理由がないんです。どう考えても浮かばない。何かありますか。あるなら教えてください』
私はこの遺書を読んで、目の前が真っ暗になった。彼は社会に殺されたのではないか。社会にあまねく正義や義憤に殺されたのではないかと。

100歩譲って加害者を育てた両親に道義的な責任があったとしてもその兄弟姉妹にまで責任が及ぶとは到底思えない。しかし、過剰な報道は加害者本人だけでなく、否応なしにその家族まで破壊し尽くす。この現象は、成人が加害者である場合も然りだが、その事件の衝撃度から未成年者が加害者である場合は報道は加熱し、さらにその破壊度は増してしまう。

未成年者の実名報道を求めるということは、加害者の家族、特に年若い十代の兄弟姉妹の人生をも破壊するということを思うと、私はどうしても実名報道には慎重にならざるを得ないのですよ。
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猫をこよなく愛する天才こぴーらいたーが、トマトを育てたり、本を読んだり、自分でもよくわからない自身を分析したりするよ! で、現在、無職になっちゃった!? 絶賛再就職活動中ですわ!!

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